僕がなぜ一つの物事に執着するようになったのかという経緯ご紹介したいと思います。
僕は子供の頃はすごく勉強ができなくて
その学力は学校内で下から2番目というレベルの学生でした。
当時勉強に対してとても悩み、いろんな人に相談もし、
自分なりに努力はしたのですが、どうにも結果が出ないという日々が続きました。
そんな時に、小学校3年生くらいだったと思うんですけども
祖母に相談したのです。
「すごく勉強が出来なくて困っていて、学校の先生からも
今勉強しないと大人になったら大変なことになるよって言われたんだけど
どうしよう」と。
すると祖母は5秒くらい考えて一言僕に言うんです。
「何歳になっても頑張り始めたら、その時頑張ったらなんでも一緒だから」
それがまだわからない僕は
「だけど担任の先生は今頑張らなきゃって言うんですけど」
って伝えるんですけど、
祖母は「20歳になっても60歳になっても一生懸命になったら
全部一緒なのよ」ってハッキリ言うんですね。
その言葉がすごく衝撃的でして、
「あぁ、いくつになっても頑張ったら一緒なんだったら
じゃあ今頑張るのを全部やめた!」
と決め切って学校でやるすべての勉強とか課題とか夏休みの宿題とか
全部放棄するという選択を僕はしました。
「勉強できないのが当然であって、
それは分からないんじゃなくてやってないんだ」
みたいな主張をし始めて
あれこれ言われたら別に今頑張らなくても大人になって頑張ったら一緒でしょ」
みたいな考え方になってしまいました。
やらないと決めたら毎日暇な時間というかやるべきことがなくなっちゃうので
ぽっこりと時間が空いてしまうんです。
その時ちょうど従兄がロールプレイングゲームにハマっており、
なんとなくやることがないからこれをやろうかと
1日8時間くらい毎日毎日
そのゲームを何度も何度もやっては全クリをして
またもう一回一からスタートして全クリみたいなことを
3回とか5回ぐらいやるようにその頃からなって行きます。
20歳超えてから両親と話してわかったのですが、
蘆原家の教育方針はとにかく自由に育てるということだったそうで、
僕がの勉強できないとか、宿題やらないとか、
ゲームやってるって状況だったんですけど
「あんたがそれやりたいなやりなさい」とか
「お父さんもお母さんも宿題やってこなかった人間だからいいんじゃないの」
という環境で育ったので
とにかくやりたいことガンガンやってくぞみたいなスタイルを確立させます。
好きなこと、興味があるものだけやっていくという生活を
何年もやっていたおかげで
最大集中力値や探究心、執着心、粘り強さが生まれました。
僕自身は最初からなんでも執着できるタイプの人間だった訳ではなく
本当に好きな事、本当に興味があるもの、
超非生産的なことでもいいので8時間とか10時間とかやっていく中で
執着心というのは生まれました。
なのでもともと僕が持っていたものというよりかは
祖母に相談していくつになっても頑張ったら一緒という、
その一つの因縁を受けてこのような性格になりました。
ですので、最大集中力を上げていくことや一つのことを探求していく、
今まで生きてきた中でやってこなかった角度で切り込み入れることによって
新しい答えを導いてきました。